木槿の頃

もしかしたらこの町を離れるかもしれない そう思ったらソワソワして
と お客様がたずねてきてくださった。

急いで花を生けて 打ち水をして 玄関を開け放って。

ようこそいらっしゃいました と言える喜びは
私の 作る エネルギーに変わります。

とってもうれしかったです。ありがとうございました。


 

チャレンジの部分

先日 金属を彫って模様をいれる 毛彫り という技法を習いにいきました。
といっても いきなり彫りますというわけではなく まずは前もって作っていた
彫りタガネ という道具を微調整することから始まりました。

これはね ぼくのおやじから引き継いだタガネ

そういって先生は 数ある(何十本、何百本?)タガネの中から ヒョイヒョイっと取り出して
生徒たちに見せてくださる。

自分が作った出来立てホヤホヤのタガネと 先生の恐らく一世紀は現役のタガネ。
同じ鉄の株なのに 先生のタガネは生きているみたいでした。そして美しいフォルム。

やすりを動かす手の動き 固定する手 ピシッとしていて 余計な力が入っていない
的確に道具を選ぶ手 感触を確かめる手 焼きを入れる温度を目で見る 叩く音を聞く



手が決まる

何の素材でも そうなるまでには どれだけ深く対話すればいいのでしょうか。
先生の手は 正確に しなやかに 美しく動いていて恍惚となりました。

技術はね 後からついてくるもの
問題は 何を作りたいかなんだよ 
それが一番大事なんだ
とにかく たくさん失敗して自分の道具 技術を習得していくんだよ
いいかい? 

午後から降りだした雨音のように
タガネを叩く金属音が金工室に降り注いでいました。




 

無題

時折フワッとアイデアが現れてはスケッチをする。
紙の上ではドンドコ先へ進んでいって 心は舞い上がる。
実際に作り始めると案外つまらなかったり 次々展開していけることもある。

手探りでトライするときのドキドキと 知らないが故に生まれる発見と 
とんでもない失敗。
もし先人たちの確固たる技術 手の仕草 動き 道具を拝見するチャンスが
あれば本当に幸運だと思う。

私の仕事は未熟で 非合理的で 安定していないというマイナス要素を持っている。
それと同じくらいか 少しだけ大きい希望と一緒に。





 

なんとかなる予定。

今年はお昼に蕎麦をすすっている時に知りました。
梅雨入りしたんですね・・・
仕事場の屋根を梅雨入り前に終わらせる予定だったのにギリギリアウト!残念。
それはともあれ 白い部分が下地なのですが これがすごいんです。
遮熱効果バリバリ!屋根の塗り替え予定の方 おすすめです。

ちょうどこの日は おくんちの小屋入りで 
屋根の上でシャギリの音を聞いたのでした。


久しぶりの更新ですが 地味に もくもくと制作中です。
今月は色々ありそうな予感。いや、あるんです。

人町さんの『人と町6月号』は明日人町店頭にて配布予定です。
こちらもどうぞよろしくお願いします。

明日も雨かな。

 

風頭の樟の萌えるころに

前回と同じ花器に ハナミズキ

そしてまた同じ花器に ナルコユリ

もしかしたら私が生まれるずっと前から 
ここのお庭で
風頭(向かいの山)の樟が萌えるころに 
咲いていたのかもしれません



さて 今晩は本焼きです
来週には 少しだけ新作を人町さんに持っていこうと思っています。
お楽しみに!(うまく焼けてたらいいなあ)


 

花器


作っているときから チューリップを生けたいと思っていたので
やっと背が伸びた庭のチューリップを惜しみなく一輪 
パチンと弾けるような茎と春の匂い


この花は・・・アイリス?
いつも気がつくとカラスノエンドウに負けず
スーッと背を伸ばして咲いています

写真の花器は中におとしを入れて生けています
実際にお使いの際は直接お水を入れてください
 

展示室

出島から引っ越して8ヶ月
今の仕事場は春爛漫

老木の山茶花は まだまだ蕾を持っていて 数は少ないけれど 精一杯咲いています
奥には おかめ桜(多分・・・)が満開です

鳥たちが蹲で 水を浴びたり 飲んだりする姿を 遠くから見つからないように眺めたり
日に日に繁る溢れるような草の勢いに 負けないように刈る 刈る 刈る・・・
カラスの夫婦の会話を通訳したり 仲の悪いトンビとの勝負を見守ったり

仕事の合間にですね そんなことやって過ごしています


実はまだまだ計画の途中ですが ここが今の展示室です
平日は展示室の奥の仕事場にいますので ご連絡いただけると幸いです
(留守にしていることも 野良仕事していることもあるので)
お気軽にお問い合わせください 
 

ビールがおいしい日(いつもおいしいんだけど)



小さな窯だったときに たくさんの釉薬テストをしました
アクセサリーのパーツにするものには向かないなーと思っていた釉薬が
器にはとてもいい感じだったりして 
何年か前のノートをひっぱりだし 調合
毎度ながら施釉は 2日間こもってやります
こもってしまうから といって保存食や2日分の献立を下準備したりと
仕事を始めるまでが 長い!

そんなこんなでとりあえず窯に詰め終わると
一区切り という感じで
あとは時間を見ながらグラフをつけて・・・

明後日 窯の蓋を開けるときのワクワクを
想像しながらビールを・・・

そんな感じで久しぶりの更新
本焼きの夜は 長い

 

新作です

お酒の器を作りました







お諏訪さんの お向いにある素敵な酒屋
諏訪の杜たけやまさんにて 展示販売予定です
一番下の写真は 竹山君のデザインで
大きさ 色も様々です

おいしいビール 日本酒 ワイン おつまみ
何より竹山ファミリーが素敵です
私は長崎出身ではないのですが 諏訪の杜さんにおじゃますると
長崎の人になった気がします
諏訪の杜たけやまhttp://saketake.exblog.jp/

 

今年もよろしくお願いいたします

雲のスピードにみとれてながら歩いていると 何でもテキパキできそうな錯覚に陥ります
そんな今日は大荒れのお天気

暖かいお正月もあっという間に過ぎ 2014年が始まりました
昨年は仕事場の引越しをきっかけに 過去と未来について じっくり考える時間が多かったです
8年前 長崎に移り住むことが決まったとき 学生のころ入り浸っていた画廊のおばさんから 
あなたもやっと根を下ろすのね と言われました が 全くピンときませんでした

今の場所で初めて仕事をした日 8年前のその言葉が頭をよぎって
「今下りたみたい!」と思わず口にしてしまいました
随分遠回りをしましたが 今の場所にたどり着いたことが 偶然のようでそうではなく
とっても不思議で 本当にありがたいなと思っています


今年は今日の雲のスピードのように
グングンすすんでいけたらいいなと思っているのでした


誰かのために 自分のために 作ります
今年もよろしくお願いいたします



 


あたらしい記事

もくじ

KHAKIと私について

コメント

これまでの記事

ブログ内検索

そのた

携帯で見る

qrcode